みなさまこんにちは
毎日寒い日が続きますが、ご体調など崩されていないでしょうか
しっかり温め風邪予防しましょう
本日は《歯周組織再生療法》についてお話したいと思います
◆歯周病の治療について
歯周病の治療には大きく分けて、歯周基本治療と歯周外科治療の二つがあります。
歯周基本治療は歯周病の原因であるプラーク、歯石を除去し、炎症症状を改善するために行われます。
歯周基本治療だけでは症状が十分に改善せず、深い歯周ポケットが残っていたり、複雑な歯槽骨の欠損が認められる場合は、歯周外科治療が行われます。
◆フラップ手術
フラップ手術は歯周基本治療で除去できなかった歯周ポケットの深いところに存在するプラーク、歯石などをきれいに除去するために行われる歯周外科治療の一つです。歯肉に麻酔を行った後、歯肉を切開、剥離してプラーク・歯石などを取り除きます。フラップ手術時に歯周組織再生療法(リグロス)を併用することで失われた歯周組織を再生させる工夫をすることもあります。
◆リグロスを用いる歯周組織再生療法とは
リグロスの成分は細胞を増やす成長因子で、この成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の再生を促進する治療法です。
フラップ手術でプラーク・歯石などを取り除いた後に歯槽骨より欠損部にリグロスを塗布し、歯を支えている歯周組織の再生を促します。
◆リグロスによる歯周組織の再生
リグロスは成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の周囲なある細胞を増やし、さらに血管を作って細胞に栄養を送り込みます。これらの作用により歯槽骨などの歯周組織が再生されます。
リグロスはもちろん保険適用なので、ご質問等ありましたらお気軽にお声かけください